入れ歯(義歯)

入れ歯の必要性

失われてしまった歯を修復することにより、全身のあらゆる機能の低下を防止することが可能です。

Point 1. 老化への影響

口は「噛む」「飲む」「話す」といった人間の根本的要求を司る器官です。歯を失うなどしてこの器官の能力が低下すると、老化のスピードが著しく加速します。歯を失った時に発生する問題は、基本口腔機能への障害以外に、脳の老化、筋肉の老化などにも影響し、身体全体に大きな負担をかけてしまいます。

Point2. 脳の活性化

脳は驚くほどの割合でエネルギーを消費し、他の細胞に比べてずっと多くの熱材を必要としています。噛むという動作はこの熱材を送る大事な役割を担い、脳の働きを活性化し、認知症予防にも役立つと考えられています。また、噛むことにより顔周りにある25以上の筋肉が活発に動き、脳に十分な酸素と栄養が送られ、体温が上昇するため、代謝を活発にします。

義歯(入れ歯)の種類・違いについて

義歯(入れ歯)には、大きく分けて保険が適用できる種類と、保険適用外のものに分けることができます。保険適用外のものは、自費診療となります。保険適用の義歯(入れ歯)と自由診療の義歯の大きな違いは「装着時の違和感」と「見た目」にあると思います。 それぞれの特性をご理解いただいたうえで、患者さまご自身のお悩みやご要望に沿ったものをお選びください。

保険適用の義歯(入れ歯)

  • 人工歯および義歯床(ピンクの部分)の素材はプラスチック(レジン)のみ
  • 部分入れ歯には必ず固定する金属(クラスプ)がある。

保険適用の義歯(入れ歯)上顎

保険適用の義歯(入れ歯)下顎

【 利点 】

  • 治療費が安い
  • 壊れても修理しやすい。

【 欠点 】

  • 全体的に分厚くなり、装着時の違和感が大きい。
  • 食べ物の温度を感じにくくなってしまう。
  • 部分入れ歯の場合、入れ歯を固定する金属(クラスプ)があるため、見た目が悪くなってしまう。

自費診療の義歯(入れ歯)

  • 人工歯および義歯床に金属などの素材を使用できる。
  • 部分入れ歯の歯に固定する金属を目立たない素材のものにすることができる。

自費診療の義歯(入れ歯)上顎

自費診療の義歯(入れ歯)下顎

【 利点 】

金属を利用した薄い総入れ歯や、見た目の良い部分入れ歯など、「装着時の快適さ」や「見た目」を良く作る事ができる。

【 欠点 】

  • 治療費が高額になってしまう。
  • ブリッジやインプラントに比べると違和感がある。